適当日記

インプレッサ GDB アプライドB GSX-R1000 K7 CBR400RR L EC200 ステラさん(NEW!) の整備や走りに逝った事などを記録として書いています。

カテゴリ:バイク > CBR400RR

エンジンを始動してファンが回るか確認していたところ、水温が赤いところ付近になってもファンが回らなかった。
おかしい。。。と思ったので、ラジエーターに刺さっているスイッチをアースしてみたところ回らなかった。

ファンが回らないと言うことで考えられる故障としては・・・
1.ファンが壊れている
2.電気が来ていない
これくらいなのかなと思います。

取り敢えずどこが壊れていてもおかしくないので、ヤフオクでファンを調達してamazonで中華スイッチとラジエーターキャップも交換したことがないので交換します。
というのもオーバーヒートしそうだったのにLLCがリザーブに戻らなかったのです。
正しく圧力制御ができていない。

数日後に部品が来たので取り付けたり確認したりします。

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ラジエーターキャップはNTKのコレを買いました。

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付けるとこんな感じです。
ちゃんとつきました。

次にファンが回らない原因を探ります。
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配線図を確認すると、IGNをOnにするとファンのところに12vが流れるっぽいのでテスターで確認します。
確認すると・・・電気が来てませんでした。
どうも原因はコレっぽいのでキーの部分をバラして接触不良を修正します。

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トップブリッジの裏からネジ止めされているだけなので外します。

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弄り止めのネジで止まってるのではずすと、鍵部分とスイッチ部分が分離できます。

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爪で止まってるのでぱっかーんと開けます。

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中身はこんな感じでボールが入っています。
これであの「カチッ!」っていうクリック感を出してるようです。

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この白い奴の裏側が接点になっています。
バネで密着されるようになってるんですね。

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そして今回の問題点は赤丸で囲ったところの接触不良でした。
ココを綺麗に清掃してあげます。

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そして組み付けて完成です!!
Hondaはと言うかこの時代のバイクはこういう接点のものが多くて焼き切れたり接触不良になったりするところが多い気がします。
まぁ単純で資料とでもわかりやすいので良いんですけどね。


そして動作確認して完了です!

実際に水温上げてみたところファンが動いたのでファン本体、水温のスイッチは何ら問題ありませんでしたw
ストックに回します。

外してあったドライブギアを付けてエンジンを始動していきます。

まず、ギアを見てみると何か削れていることに気づく。
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もの凄い削れている。

コレ525→520にコンバートしているのですが、ドライブスプロケットって取付時に表裏が発生します。

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こんな感じですね。

購入したときに特にどっちとは書いていなかったし、今みたいにネットで情報を仕入れることもできなかったので、出っ張ってる方をエンジン側につけたんだと思います。
今になって調べてみると、出っ張ってない方をエンジン側に付けるんだそうで思いっきり間違ってましたw
今回は間違わないように取り付けます。

そして、エンジン始動!って思ったらランプが一切つかない。。。
ヒューズを全部点検し、配線図とにらめっこして確認する。

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1時間悩んだ結果アースが取れてないんじゃないか?と見てみるとユルユルだったw
しめるとちゃんとメインスイッチが入った。
ちょっと焦った。



エンジン始動してリザーブから気泡が出ていないか?ラジエーターホースにテンションかかっているか?等正常であることを確認して完了。

これで一旦CBRは作業完了にして次はGSXRの方に不具合があったので見て行きます。
車もやらないとダメなんだよなぁ・・・。

エンジンが出来上がったので載せていきます。

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こんな感じに台に乗せます。
ジャッキはセンターよりちょっと前側にのせます。

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進行方向左側からスライドさせて入れていきます。
ちょっとあんばい悪くてもう一台のジャッキでも支えました。

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後はマウントボルトなどをドンドン入れていって固定すれば完了です。
貫通ボルトは色々とトルクの指定があるので従って入れます。
エンジンのアルミ部分に刺すボルトは融着防ぐためにスレコン塗った方がイイかもですね。

今回台を作ったおかげで割とすんなり脱着ができました。

後は外したホースやハーネス類を元に戻してあげれば完了です。

清掃も終わったので逆の手順で組み上げていきます。
最大の難所はヘッドのスペシャルナットを締めるところです。

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ガスケットをはめる前に脱脂します。
パークリとシリコンオフで綺麗にしました。
おそらく前回その辺もやってなかったような気がするw

カムギアを付けてから中華ヘッドガスケットをはめてみます。
ベコベコですけど入るには入りました。
UPと書いてる所を進行方向右側の後ろに合わせます。

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後はナットをはめていきます。
3.2Kgでしめるんですが、3回くらいに分けてしめるように指示されています。
しめる順番が書いていなくて、前回適当に対角に絞めて行ったんですがそれも問題だったのかも。
あと、トルクレンチがアストロで3000円で買ったのを使ってるので、規定トルク以下とかマチマチになってしまったのもげんいんなのかな?と思います。

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ネットで調べて見てこんな風にしました。
1.0kg→2.5kg→3.5kgでしめました。
ちょっとオーバートルクですけど、漏れるよりはマシなんでちょっと強めにしめました。
順番はそんな感じです。
真ん中からしめていくと良いんですね。
歪むからとかそういう理由だったように思います。
たしかに均等にしめたはずが次しめたらトルクかかってないとかありました。

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それと、今回やろうかどうしようか悩んだのですが、バルブクリアランスも確認しておきます。

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確認したところ、前回かなり追い込んでクリアランス調整したはずが、結構バラバラでしたw
本来シートカットしないとダメらしいんですが、すりあわせしかしなかったのでその辺が原因かなぁ。
一応規定値には入っているものの4番の排気が限度近くなのでマズそうです。
ココは車載状態でも調整出来るのでうるさくなってきたら合わせていきたいと思います。
サラッとタペットのシムを検索すると全部じゃ無いと思うけど一応まだ部品は出るようでした。

次回から車載していきます。

まずはヘッド周りから清掃していきます。
カムカバーのパッキンが当たる面を#400のオイルストーンでならしていきます。
オイルストーンってオイルに浸してから使うと言うことをはじめて知った。

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綺麗になりましたが、サーキュラプラグ?の所はそのままです。

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接合面も綺麗にしました。
今回替え刃式のスクレーパーを使って綺麗にした後オイルストーンでならしました。
前回の作業画像を確認すると清掃不足も原因なのかな?と思います。
一応歪んでいないか簡易的に定規当ててシックネスゲージが入らない事を確認しました。
限界値は0.1となっています。

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シリンダー側もできるだけ綺麗にしました。
スクレーパーはKTCで専用品があるようでそういうの使った方が良いんだろうなと思いました。
ホントはスタッドボルトを外して作業するところですが、折れてもいやですしこのままできるだけ綺麗にしました。

ピストンヘッドも結構オイリー?になっていたのでできるだけ拭き取りました。
シリンダーも変なキズは無いしクロスハッチも残っていたのでマダマダ行けそうです。

サクサク作業しているように見えますがキズ付けないようにとか結構大変でした。
次回から復旧作業を行っていきます。

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