以前土木系のパッケージソフトウエアを作ってる会社にいました。
一発当てたので自分が入った時は潤っていた。
でも2発目がナカナカ出せずに次第に会社が傾いていきました。

そんな中、社長とソリの合わなかった開発部長が開発とサポートの数名を連れて退社してしてしまいました。
コレには版権が欲しかった大手商社が裏に居たようで、部長達がそそのかされた説が有力。

そして開発中だったソフトを名前を変えて販売していました。

開発力を失った既存の会社は、やがて倒産してしまいます。
その時版権と既存製品のサポートが分裂した会社に行ったようです。
分裂した会社も順風満帆だったわけではなく、全然関係ないことをやってしのいだりしていたようですが
土木系の状況が良くなるわけでも無く衰退していきました。

それから20年近く、その分裂した会社も結局解散し大手商社に吸収されてしまいました。

あのまま元の会社が存続できたかと言えば疑問は残りますけど、跡形も無くなくなるような状況にはならなかったのでは無いのかなーと思いました。
とても印象深い会社だったので残念だった。