何を今更という流用ネタです。

昨年GC8用のTEIN MONO FLEXを購入して使ってました。
GC8用の車高調をGDB(前期)に使う場合、前後のアッパーマウントが使えません。
ソコさえ変えてしまえば付くことはつきます。
ただ、リア側のブラケットの穴がどうもGDBとは違うようで思いっきりキャンバーが付いてしまいました。
そのまま付けると、スプリングシートにタイヤが接触しそうなのと4度くらいキャンバーが付いてしまいました。
そのままでは走れないので、「5ミリのスペーサー」と「キャンバーボルト」を入れてやっとまともな位置に持って行けました。

今年取付前に車高調を引っ張り出したので形状の違いを見てみようと思います。
リア
まず問題のリア側から見ていきます。
左がGC8用で右がGDB用です。
下側はGC8もGDBも同じ位置にあるように見えます。
問題は上側の穴で車体側に5mmくらい入り込んでます。
このまま付けるともの凄いキャンバーが付いてしまいます。
GC8のアッパーは外側にオフセットしてるようで丁度帳尻が合うんだろうなと思いました。
ブラケットの距離?長さ?は同じように見えます。
と言うことでGC8のダンパーをGDBに流用するときはキャンバー調整できるアッパーかキャンバーボルトが必要となります。

次フロント
前
見てるとほぼ同じに見えます。
ちょっと穴の位置が下がってるように見えますがまぁ大丈夫そう。
ポジキャンになりますが、上側のボルトはカムボルトになってるのでキャンバー調整できます。
フロントで問題なのはブレーキホースのブラケットの形が違います。
まぁタイラップで付けておけば良いんですけど、これを製作できると毎回付けるときにタイラップを消費しなくても良くなります。
※タイラップって極端に冷えると折れたりするのでちょっと信用できない。

まとめると
GC8のショックはフロントはそのまま付く。
リアは付くことは付くけど、キャンバーの処理を何とかすれば付く。

ダンパー自体はGC用をGDに付けても走行する上で全然問題なかったです。
(おそらく低価格車高調の場合車種別にダンピングの設定とかして無さそう)
スプリングはF8キロR6 キロにしましたが、冬に使うにはちょっと硬すぎかもしれない。


ココは自分の考えですが、GDBのショックのリアは結構捻れるようで正立のショックだと負担が大きすぎてオイルが漏れてきたりするような気がします。
倒立だとまだ良いんですが、アウターシェルのメタルが削れてカコカコ鳴るような気がします。
PCD100車で特にA/B型はリアのショックに何らかの設計上の問題があるのかもしれないですね。
C型でアッパーの形状変わってるので。

因みにTEIN間で流用できるか見るポイントですが、説明書にパーツ番号が書いてますのでスプリングシート等が同じであればおそらく使い回しができると思います。
MONO FLEXと最近売ってるFlex何とかは流用できると思います。
SuperRacingはぱっと見形状似てますがアウターが太いので流用できません。

流用はご自分でよくご確認の上、自己責任で行ってください。